Saturday, April 4, 2020

心の奥底の望み

ダンカンは、何はともあれ経済力だと考え、20代から野心的に働きました。有名なシリコンバレーの企業で出世し莫大な富を得ました。多額の預金、高級車、カリフォルニアの豪邸など、欲しいものすべてを手に入れました。にもかかわらず、彼は物凄く不幸でした。不安で満たされません。実際のところ、富は人生を悪くしたと言います。お金の山は、仲間や友情、喜びをもたらすどころか、頭痛の種になることの方が多かったのです。

確実な人生のために富を蓄えようと膨大なエネルギーを費やす人たちがいます。それは愚かなゲームです。「金銭を愛する者は金銭に満足しない」と聖書は語ります(伝5:10)。身を粉にして働き、人に負けない財産と経済的な地位を得て、何でも買える自由を手にしたとしても、満足できません。十分ではないのです。「これもまた、むなしい」と伝道者の書の著者が語るとおりです(10節)。

神を念頭に置かずに満ち足りた人生を送ろうと頑張っても無益です。聖書は、しっかり働き、世の中が良くなるように己の能力を使いなさいと教えていますが、心の底から満たされるような貯蓄ができる人はいません。イエスだけが、本当に満たされた人生、愛の絆を土台とした人生を提供します(ヨハ10:10)。それで十分なのです。


from デイリーブレッド