Monday, April 20, 2020

歌う革命

革命に必要なものは何でしょう。銃や爆弾、ゲリラ行為でしょうか。エストニアでは歌でした。ソ連に併合されて数十年。愛国心をかき立てる国歌、聖歌、民謡などを歌う運動が1980年代後半に起こり、そこから生まれた「歌う革命」は、1991年の独立に貢献しました。「これは暴力的な占領をくつがえす非暴力革命だった。…しかし、エストニア人にとって歌うことは、50年にわたるソビエトの統治に耐えている間も、自分たちをひとつにする力だった」とネット上に書かれています。

つらい時に音楽に助けられた経験が私たちにもあります。それで詩篇に共感するのかもしれません。「わがたましいよ。なぜ、おまえはうなだれているのか。私の前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを」と歌った時、作者のたましいは闇の中でした(詩42:5)。イスラエルの賛美を導いたアサフが「まことに神は、イスラエルに、心のきよい人たちに、いつくしみ深い」と歌ったのは、自身を絶望の中で奮い立たせるためでした(73:1)。

苦境に立たされたとき、「歌う革命」を起こすことができますように。そして、神の愛と誠を信仰によって確信し、混乱や絶望から自らを解放できますように。


from デイリーブレッド