Wednesday, March 18, 2020

死刑囚の喜び

アンソニー・レイ・ヒントンは1985年、ふたつの殺人事件で、冤罪によって死刑判決を受けました。レイは、偽証した人たちを赦すこと、また、彼の喜びは不正では奪われないことを裁判で証言しました。そして「私は、死後、天国に行きます。あなたたちはどこに行きますか」と問いました。

死刑囚の生活は過酷でした。誰かの死刑で電気椅子が作動すると刑務所の灯りが揺れて、恐ろしい未来を暗示しました。レイは嘘発見器をクリアしましたが、結果は不当に無視され再審に至りません。しかし、2015年のグッドフライデー、ついに最高裁で判決がくつがえりました。死刑囚として30年近く過ごした後です。

レイの人生は、神の現実を証明します。彼はイエスを信じる信仰によって試練の向こうの希望を信じ(Ⅰペテ1:3-5)、不正を前に超自然的な喜びを経験しました(8節)。「私の喜びは刑務所の中でさえ誰にも奪われませんでした」と釈放後に語りました。その喜びは、彼の信仰が精錬された本物だと証明します(7-8節)。

死刑囚の喜びをでっち上げることなどできません。それは見えなくても存在される神、苦しみの中で支えられる神を指し示します。


from デイリーブレッド