Saturday, April 6, 2019

耐え難きを耐え

エクスペリエンス・プロジェクトは、1千万人以上が参加した21世紀最大のオンライン・コミュニティで、辛い経験を分かち合うものでした。それを読んで、人は心底、共感を求めていると感じました。

創世記のハガルの話は共感の力を伝えます。ハガルはエジプト人の奴隷でした。たぶんパロがアブラムに与えたのでしょう(創12:16、16:1参照)。 アブラムの不妊の妻サライは、ハガルと子をつくるように夫に進言しました。問題をはらんだ当時の風習です。案の定、ハガルが妊娠すると家庭に緊張が生じ、彼女はいじめられて荒野に逃げました(16:1-6)。過酷な砂漠にひとり放り出された妊婦。この苦境に神は目を留められました。神の使いがハガルを励まし(7-12節)、 彼女は神を「エル・ロイ」私を見るお方と呼びました(13節)。

ハガルは事実の奥にあるすべてをご覧になられる神をたたえました。その神は、途方に暮れて弱り果てた群衆をあわれまれたイエスに示されています(マタ9:36)。ハガルは分かってくださるお方に出会いました。

ハガルの痛みに共感された神は、私たちのことも分かってくださいます(ヘブ4:15-16)。神の共感は、耐え難いことを少しだけ耐えられるようにしてくれます。


from デイリーブレッド